愛と欲望をセンセーショナルに描く、美しくも上質な禁断のラブサスペンス。
孤独な女性弁護士・華陣あやめ(麻生久美子)がDV疑惑や殺人事件の容疑がかかる男・源凍也(塩野瑛久)との禁断の愛に堕ち、彼の無実を証明するために奔走する!
キャラクター&キャスト
・華陣あやめ(麻生久美子)
優秀さから将来を嘱望される弁護士。だがその実、ライバルのほとんどが男性という競争社会の中で、日々神経をすり減らし、人知れず孤独感を深めていた。その反面、“仕事に生きる自分”を肯定しており、それゆえ“女としての幸せ”を強要・自慢する風潮には辟易としていた。さらに、“弱さ“を武器にする女性を軽蔑する節があり、弱者を守る弁護士という立場でありながら、心の底では“DVを受ける女性”を蔑んでいる。
・源凍也(塩野瑛久)
美しく甘く、恐ろしいほどに魅惑的な男。フェンシングのコーチをしており、クラブで若手選手の育成に当たっている。早くに父親を亡くしたばかりか、母親にも捨てられ、富豪の親友の家の離れを借りて暮らしている。高校時代に知り合った、同じく孤独な境遇の女性・夏音と結婚している。
・源夏音(北香那)
凍也の妻。ネイリスト。幼い頃に両親を亡くし、親戚の家に引き取られた。叔母一家に冷遇されるも、追い出されることを恐れて笑顔を向けて頼るしかなく、いつしか誰に対しても本心を隠し、相手にとって耳あたりのよい言葉だけを語り、頼まれる前に雑用を請け負うように育った。その反動なのか、些細なものを盗んでしまう癖がある。
・最上陽子(神野三鈴)
元人気キャスターで、現在はコスメブランドを展開する実業家として成功を収めている。最近では政界入りを狙っているらしく、女性団体の理事を務めるなど公益活動にも余念がない。結婚して以降、夫・奥太郎にひとかけらも愛されないという苦悩を抱えている。息子・潤の同級生だった凍也を気にかけているようだが、夏音に対しては奥太郎と不貞関係にあるのではという疑いの眼差しを向けていて…。
・名田奥太郎(佐野史郎)
最上陽子の夫。20代で発表したデビュー作が大ベストセラーとなり、天才作家とたたえられていた。その後、大学教授となり、あやめも学生時代に講義を受けたことがある。過去の自分を超えられない敗北感に苛まれ続けているうえ、妻の陽子を愛すことができず、長年侮蔑し、その成功を喜ぶこともできない。そんなある日、授業内での発言に対して女子学生から告発され、セクハラ問題に発展。夏音との不倫疑惑も見え隠れし、いくつもの問題を抱える中、何者かに殺害される…?
スタッフ
・原案
シン・ウニョン
・脚本
関えり香
・監督
チン・ヒョク
瀧悠輔
二宮崇
・エグゼクティブプロデューサー
内山聖子(テレビ朝日)
パク・ジュンソ(SLL)
・ゼネラルプロデューサー
中川慎子(テレビ朝日)
チェ・へウォン(SLL)
・プロデューサー
貴島彩理(テレビ朝日)
イム・チョヒ(SLL)
河野美里(ホリプロ)
・OST
ポルカドットスティングレイ「魔物」(UNIVERSAL SIGMA)
Mori Calliope「Die For You」(EMI Records)
tonun「触れていたい」(UNIVERSAL SIGMA)
柚木みいな「ツミビト」