日本人の2人に1人がなるといわれる「がん」。がんとわかった後も続く「日常」を夫婦の目線で描く。仕事のこと、子どものこと。これまで先延ばしにしてきた夫婦が、夫のがんをきっかけに関係を再構築。
ドラマ本編の直後には、舞台裏を記録したドキュメンタリーもあわせて放送。生田さん、多部さんが、がんの当事者やその家族と対話する様子を収録。ドラマと合わせて見ると、「幸運なひと」というタイトルの意味がわかる、そんなドキュメンタリー。

【キャラクター＆キャスト】
・松本拓哉（生田斗真）
中学校の保健体育の教師で駅伝部の顧問。かつて箱根駅伝にも出場した地元のヒーロー。

・松本咲良（多部未華子）
音楽大学を卒業した後、ミュージシャンのマネージャーになる。ピアノの才能は諦めかけていたが、ふとしたことからプロになるチャンスが訪れる。

・吉井理沙（西田尚美）
咲良の勤め先（音楽事務所）社長。夫・拓哉のがんがわかった後「仕事をセーブしたい」と言う咲良に複雑な思いを抱く。

・仲澤哉太（加藤諒）
拓哉の中学時代の同級生。駅伝ランナーだった拓哉は憧れの存在。地元・横須賀で保育士をしながら、拓哉・咲良夫婦を見守る。

・山内（相島一之）
拓哉が参加したがんの「患者の会」で、自らの体験を語る。相島さん自身も病を克服した経験を持つ。

・松本小百合（宮崎美子）
拓哉の母親。地元・横須賀でパン屋さんを営む。子どもの頃から好きなことをしてきた拓哉を支えてきた。

・中村昭彦（山中崇）
拓哉の主治医（腫瘍内科医）。「治療するか？」「子ども持つか？」に悩む拓哉、咲良夫婦を、言葉少なに見守る。

【スタッフ】
・作
吉澤智子