テレビ朝日とABEMAが共同制作する、言霊をテーマとしたホラードラマ。
女性限定マンションを舞台に、放った言葉が現実となり、「言霊」という“人ならざる者”に住人たちが次々と苛まれていく恐怖をスリリングに描く。西野七瀬が同局ドラマ初出演にして初主演を務め、言葉の力を信じ、人々の幸せを願う底辺ViewTuberの歌川言葉(コトハ)を演じる。コトハは友人の紹介でマンションに移り住んだことで怪奇現象に巻き込まれ、言霊に翻弄されていく。
また、ひょんなことからコトハと知り合い、騒動に巻き込まれていく自称・霊能者の中目零至(レイシ)に永山絢斗、その叔母で女性宮司の岩戸志麻(トシマ)に斉藤由貴が扮する。
【キャラクター&キャスト】
・歌川言葉/コトハ(西野七瀬)
25歳。底辺ViewTuber。言葉の力を信じ、人々の幸せを願う、夢見がちで天真らんまんな天然キャラ。無駄に明るく、「歌川コトハの引き寄せチャンネル」を通して啓蒙活動を続けているが、世間には響いていない。怖がりのくせに好奇心旺盛。友人・紗香の紹介で「レディスコート葉鳥」7号室の新たな住人となるが、やがて言霊のるつぼの渦中へと身を投じることになる。
・中目零至/レイシ(永山絢斗)
30歳。自称・霊能者。うそ八百を並べて、祖母がイタコであることを売り文句に、霊感商法でぼろもうけをもくろんでいる。だが、悪人になり切れない人の良さから、霊感商法でも成功は程遠く、他に取りえもない。コトハと知り合い、「レディスコート葉鳥」の怪奇現象に巻き込まれていく。自身に霊視能力はないが、祖母がイタコというのは実話。
・渡邊瞳(内田理央)
31歳。「レディスコート葉鳥」6号室の住人。雑誌編集者。聡明で博識。アパートの謎に悩むコトハを気遣って親身に相談に乗るが、やがて不可解な行動が目立ち始める。
・小宮山綾子(堀田真由)
24歳。「レディスコート葉鳥」3号室の住人。フリーアナウンサー。インターネット報道番組でコーナーを担当。フリーという弱い立場につけこまれ、報道局長から事実と反するニュースを読むよう指示され、葛藤する。
・阿木紗香(三吉彩花)
25歳。「レディスコート葉鳥」1号室の住人。作詞家。コトハの友人で、コトハをアパートに招き入れる。なかなか売れなかったが、「歌川コトハの引き寄せチャンネル」を見て前向きに夢を語るうち、作詞曲が大ヒットする。
・菊川麻美(森田望智)
29歳。「レディスコート葉鳥」4号室の住人。医師。勉学一筋の真面目な人生だったが、初めて思いを寄せる男性が現れる。その男性は重い肝臓疾患を患っており、「どんなことをしてでも彼を助けたい」とアパート内で嘆く。
・林原早紀(石井杏奈)
24歳。「レディスコート葉鳥」5号室の住人。小学校教師。普段は生徒思いのつつましい女性だが、あることをきっかけに欲望がむき出しになる。
・丸山栞(中村ゆりか)
26歳。「レディスコート葉鳥」2号室の住人。東京都議会議員の私設秘書。自身も次期都議会選への出馬をもくろみ、その先には国政進出まで視野に入れる野心家。記者に自分の過ちや不正を追及されても、「記憶にありません」と強気に言い逃れる。
・岩戸志麻/トシマ(斉藤由貴)
46歳。レイシの叔母。女性宮司。弓道が得意。除霊師としての一面があり、コトハとレイシが「レディスコート葉鳥」の除霊を依頼しても最初は突き放す。やがて除霊に立ち上がるが、どれほどの除霊能力があるかは誰も知らない。
・蝶野繭(内藤理沙)
30歳。巫女。神社で宮司を務める志麻の元で働く。
【スタッフ】
・脚本
橋本裕志