京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描くヒューマンミステリー。シリーズ誕生25周年にあたり、原点に戻って《科学捜査》の面白さをわかりやすくひも解く。
キャラクター&キャスト
・榊マリコ(沢口靖子)
京都府警科学捜査研究所、通称“科捜研”の法医研究員。科捜研の名物研究員として知られている。科学捜査には信念とプライドを持っているが、若い頃のように科学を過信することなく、真理は科学を扱う人間にかかっていることも学習している。独身だが、実は一度結婚していたことがある。土門とは強い絆で結ばれており、互いに信頼しあっている。
・君嶋直樹(小池徹平)
科捜研の物理担当。以前は“京都環境生態研究センター”の研究員だったが、所属していた研究室が閉鎖となり、科捜研に転職してきた。幼いひとり娘を溺愛していて、子ども世代のために“よりよい未来を作りたい”という志が、科学者としてのモチベーションにつながっている。
・風丘早月(若村麻由美)
洛北医科大医学部病理学科法医学教室の教授。一男一女の母。のんきで陽気な性格。性格も私生活もマリコとは好対照だが、人体を通して真理と向き合う者同士、よきパートナーシップで結ばれている。彼女の差し入れが、科捜研メンバーの元気の源。
・宇佐見裕也(風間トオル)
科捜研の化学担当。以前は国立航空科学研究所の技官だったため、気象や海洋など航空安全に関わる知識やテロ対策に関する知見も豊富。常に冷静沈着であり、猪突猛進なマリコのよきアドバイザー。
・土門薫(内藤剛志)
京都府警捜査一課の刑事。一匹狼的な性格で、団体行動が苦手。直情的に突っ走ることが多い。上からの指示を待たずにマリコと捜査に走り、藤倉刑事部長から苦言を呈されることもしばしばだが、やり方を変える気はない。妻とは離婚ののち死別。
スタッフ
・脚本
櫻井武晴ほか
・監督
兼﨑涼介ほか
・ゼネラルプロデューサー
関拓也(テレビ朝日)
・プロデューサー
藤崎絵三(テレビ朝日)
谷中寿成(東映)
出井龍之介(東映)
・主題歌
ビッケブランカ「白夜」(avex trax)