麻見和史の原作を基に、同局で過去3回連続ドラマ化された「殺人分析班」シリーズに登場した捜査一課のエース・鷹野秀昭が、異動した公安部で新たな猟奇殺人事件と陰謀に挑むクライムサスペンス。
主人公の鷹野に扮するのは、これまでのシリーズでも演じてきた青木崇高。鷹野は公安部で、自ら事件の端緒を入手する事件班に所属。対して、“エス”と呼ばれる協力者を扱う作業班の氷室沙也香を松雪泰子が演じる。氷室は鷹野の相棒兼お目付け役を任され、鷹野はその捜査手法に戸惑いながらも理解していく。
2人が所属する佐久間班のリーダー・佐久間一弘役を筒井道隆が務めるほか、徳重聡、小市慢太郎、福山翔大が班の精鋭メンバーを演じる。
【キャスト&キャラクター】
・鷹野秀昭(青木崇高)
警視庁公安五課・警部補。佐久間班に所属し、自ら事件の端緒を入手したり、ほかの担当からの情報に基づき事件化する事件班に従事している。持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。
・氷室沙也香(松雪泰子)
警視庁公安五課・警部補。佐久間班に所属。作業班で“エス”と呼ばれる協力者の獲得作業に従事している。佐久間班長の右腕として一目置かれており、ある理由で鷹野の相棒兼お目付け役を任される。
・能見義則(徳重聡)
警視庁公安五課・警部補。佐久間班に所属。車両、自転車、徒歩で、無線機を使用して追尾する視察班のスペシャリスト。捜査能力、取り調べ能力に長けている。公安としての高いプライドと、自分たちは自分たちのルールで社会を守っているという強い意志があり、捜査一課とは一線を引いている。
・国枝周造(小市慢太郎)
警視庁公安五課・巡査部長。佐久間班の最年長で、最も公安のキャリアが長いベテラン。指導班で、安全かつ効果的に作業が行われるよう指導する。佐久間が若い頃、国枝が指導についていた。行動確認等での変装を得意とする。
・溝口晴人(福山翔大)
警視庁公安五課・巡査部長。佐久間班の最年少。IT担当で、SNS、WEBなどから犯行に関わる情報を集める。そのITへの強さを買って、佐久間が班に引き入れた。先輩の能見や氷室に威圧感を感じており、自分より後に配属されたということで、年上の鷹野にフレンドリーに接する。
・佐久間一弘(筒井道隆)
警視庁公安五課班長・警部。鷹野、氷室、能見、国枝、溝口の上司であり司令塔。冷静沈着、頭脳明晰で的確な判断をする。慎重で厳しい性格だが、柔軟性も見せる。氷室との付き合いが長く、信頼を置いており、異分子として入ってきた鷹野と氷室にコンビを組ませながら、鷹野を見張らせる。
【スタッフ】
・原作
麻見和史「邪神の天秤 警視庁公安分析班」「偽神の審判 警視庁公安分析班」(講談社)
・脚本
穴吹一朗、小山正太、成瀬活雄
・監督
内片輝、山室大輔、山本大輔