アイドル NHK総合 2022/8/11(木) 後7:30 ~8:43

“私はスターなんかじゃない、アイドールよ” これは、“アイドル”の原点の物語

いつの時代も若者を熱狂させ、ときめかせる“アイドル”。昭和初期から終戦間際まで、戦時下の日本で、1日も休むことなく営業を続けた劇場「ムーラン・ルージュ 新宿座」。そこは、“アイドルに会いに行ける劇場”でもあった。
ファンとともに成長し、劇場の絶対的エースとなった明日待子を演じる古川琴音。日本が戦争へと進む中でも、ファンの声援に笑顔で応え、ステージで歌い、踊り続けた…。明日待子という一人のアイドルの青春を描いたドラマでもあり、劇場での歌とダンスを贅沢に物語に取り込んだ、音楽ステージ・ショーでもある。当時実在した登場人物や劇場をベースとした、オリジナル作品!

【キャラクター&キャスト】
・小野寺とし子/明日待子(古川琴音)
上京し、ムーラン・ルージュのオーディションに受かり、座員となる。下積み時代を過ごす中、ある事がきっかけで、センターに抜擢され、トップアイドルへの道を歩み始める。

・山口正太郎(山崎育三郎)
ムーラン・ルージュ初期から参加し、劇場の看板俳優として活躍する。面倒見の良い、兄貴的存在で、座員たちのことを気にかけ、待子やナナ子のあこがれの先輩でもある。

・高輪芳子(愛希れいか)
ムーラン・ルージュを代表するトップスター。過去に松竹歌劇団のマドンナとして期待されるも、挫折し退団。そんな中、千里に拾われる。待子が目標とし、背中を追い続ける存在。

・須貝富安(正門良規)〈Aぇ! group/関西ジャニーズJr.〉
青年兵士に襲われそうになった待子を助けた学生。その後、待子のことが気になり、劇場にファンとして、通い始める。そして、歌い踊る、待子の姿に魅せられていく。

・小柳ナナ子(田村芽実)
待子と同じ時期にムーラン・ルージュに入り、ともに成長し、競い合う、親友であり、良きライバル。やがて待子と二枚看板のアイドルとなり、劇場の全盛期を支える。

・佐々木千里(椎名桔平)
ムーラン・ルージュの支配人であり、演出にも口を出す、敏腕プロデューサー。待子などの新人を発掘、育成し、劇場を連日満員にして知名度を上げ、成功を収めていく。

【スタッフ】
・作
八津弘幸 (連続テレビ小説「おちょやん」、「半沢直樹」、「下町ロケット」、「陸王」など)