辞書を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語。原作の主人公・馬締ではなく、新入り社員・岸辺みどりの視点で描く、まったく新しい「舟を編む」。本作は、言葉にこだわる辞書作りの魅力を通し、”言葉は誰かを傷つけるためではなく、誰かを守り、誰かとつながるためにある”という未来への希望を込めている。
主人公・岸辺みどりを演じるのは、池田エライザ。そして、みどりの上司・馬締光也を演じるのは野田洋次郎。
また、脚本を務める蛭田直美はドラマ「しずかちゃんとパパ」や「これは経費で落ちません!」等の作品を手掛けている。
キャラクター&キャスト
・岸辺みどり(池田エライザ)
大手出版社・玄武書房の若手編集社員。人気ファッション誌の編集部から、突然、辞書編集部に異動。未知との遭遇に翻弄されつつも、辞書作りに対しての誇りとやりがいを見出してゆく。
・馬締光也(野田洋次郎)
玄武書房の辞書編集部主任。ぼさぼさ頭で服装にいっさい関心が無く、無類の本好き。超がつくほどの生真面目人間。そのせいで変人扱いされている。営業部から辞書編集部へ引抜かれて十数年、人生のすべてを辞書にささげている。
スタッフ
・原作
三浦しをん「舟を編む」(光文社「光文社文庫」)
・脚本
蛭田直美
・演出
塚本連平、麻生学
・製作統括
高明希(AX-ON)、訓覇圭(NHK)