警部補ダイマジン テレビ朝日系 毎週金曜 後11:15~深0:15

主演・生田斗真×監督・三池崇史が挑む、悪をもって悪を制すピカレスク・サスペンス

リチャード・ウー作、コウノコウジ画による同名漫画を、主演・生田斗真、監督・三池崇史のタッグで連続ドラマ化。
正義感の強い警視庁捜査一課のエース・ダイマジンこと台場陣(生田)が、ある弱みを握られたことで未解決事件を専門に扱う特命捜査対策班に異動。法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制すピカレスク・サスペンス。
正当な手段では逮捕できない殺人事件の犯人である元警察庁の重鎮に自ら手を下した台場の暗い過去を知り、彼をこき使う特命班の室長で警視正の平安才門に向井理、台場を殺人犯と疑い急接近してくる刑事・七夕夕夏に土屋太鳳が扮する。3人はやがて警察組織の暗部に斬り込んでいく。

【キャラクター&キャスト】
・台場陣(生田斗真)
警視庁捜査一課強行犯第二係の警部補。名前をもじって「ダイマジン」と呼ばれるだけあって、背が高くがっしりした体格で鋭い目つきをしている。髪の毛はいつもボサボサで、離婚歴もあり。剛腕を生かした戦闘力、被害者の立場で事件の状況を思い描く想像力、なにより持ち前の強い正義感で、自他共に認める捜査一課のエースとして活躍していた。

・七夕夕夏(土屋太鳳)
警視庁捜査一課強行犯第四係の刑事。階級は巡査部長。幼女連続誘拐殺人事件の犯人が元警察庁の重鎮だと目星をつけて捜査していたが、その人物が死亡、自殺として処理されたことに疑問を感じる。真相を追ううちに、誘拐されたが唯一救出された幼女が証言した「ぼさぼさ頭のコートを着た大きなおじちゃん」という犯人の特徴が、台場にピッタリ当てはまることに気付く。

・占部貴教(小澤征悦)
警視庁・刑事部 犯罪捜査情報分析統括センターの警部。防犯カメラやコンピューターなど、最新システムを駆使して捜査をする。未解決事件専門の特命捜査対策班のメンバーが、本来の職務とかけ離れた現在進行形の事件に首を突っ込むのが面白くない。

・賀来さくら(シシド・カフカ)
警視庁・捜査一課特命捜査対策班の警部補。かつては大手IT企業でエンジニアをしていた経歴をもつ情報収集のスペシャリスト。平安に見込まれて、特命班のメンバーになった。平安の「台場さんに敬語は不要、こき使ってください」という言葉どおり、年上の台場にもズケズケとものを言う。荒事が苦手。

・牡丹則行(浜野謙太)
警視庁・捜査一課特命捜査対策班のメンバー。台場より年下だが、準キャリアのため、階級は警部。かつては大学で行動心理学を研究していた行確のスペシャリスト。ある程度の機転は効くが、運動神経が鈍い。荒事が苦手。

・高田美和子(成海璃子)
弁護士。台場陣の元妻。結婚していた当時、台場を支えようと努力してきたが、人一倍強い正義感に危うさを感じていた。さらに、いつまでも心を開いてもらえず、虚しさを感じて離婚したという過去をもつ。

・清家真吾(桐山漣)
元県警の管理官。現デジタル担当大臣。政界では、若手ながら将来有望な人物として注目を浴びている。警察官時代には、まだ新人だった七夕夕夏の捜査に協力したことがある。

・平安綾子(藤澤恵麻)
平安才門の母。若い頃にひき逃げに遭い、昏睡状態で現在も入院中。

・雲田泰造(松平健)
警視庁・刑事部 科学捜査研究所の警視。特命捜査対策班の平安才門とは随分昔からの知り合いのようで、息子のように見守っている。平安や台場陣ら特命班の捜査を陰でバックアップする頼もしい存在。

・天羽大(宅麻 伸)
「AMOセキュリティー」社長。元警視監で、特命捜査対策班を創設した生みの親だが、身内をかばう警察組織の体質を利用し、自らが起こした衝撃の事件を隠蔽。法で裁けないことに憤った台場陣に、自殺に見せかけて処刑されるのだが…!?

・穴水政玄(片岡鶴太郎)
元内閣特務室のトップ。引退後も絶大な権力を持っており、土曜か日曜に必ず総理大臣と面談をしているため、「土日の老人」と呼ばれ、恐れられている。現役時代に銃で撃たれた際の破片が、今も頭の中に残っている。

・百鬼行人(高橋克典)
警視庁公安部の理事官。「AMOセキュリティー」の天羽大は自殺ではなく他殺だと疑っている。平安才門に、公安部が入手しているさまざまな情報を流す代わりに、「天羽殺しの真犯人が知りたい」と情報交換を申し出る。しかし、ひょうひょうとした態度からは本心が読めず、敵なのか味方なのか…まったく得体の知れない人物。

・平安才門(向井理)
警視庁捜査一課特命捜査対策班の室長。階級は警視正。すっきりとした風ぼうの優男で、見た目どおり荒事は苦手だが、東大出身で頭の回転が速く、殺し屋に襲われ窮地に陥った時でも、相手を冷静に観察するほどの胆力をもっている。非常に用心深く、ポーカーフェイスで、なかなか本心を読み取れない。

【スタッフ】
・原作
作:リチャード・ウー、画:コウノコウジ「警部補ダイマジン」(日本文芸社)
・脚本
徳永友一
・監督
三池崇史、倉橋龍介
・主題歌
関ジャニ∞「オオカミと彗星」(INFINITY RECORDS)
・オープニングテーマ
新しい学校のリーダーズ「マ人間」(ATARASHII GAKKO!)