向田邦子賞受賞脚本家・橋部敦子のオリジナルストーリーで躍動した心温まるファンタジーホームコメディドラマ! 地方都市で代々続く煙火店(=花火店)を舞台に、「すまん…」という一言を残して急逝した父・望月航(橋爪功)が、なぜか幽霊となって煙火店の跡を継ぐ息子・望月星太郎(高橋一生)の前に現れる。そこに、星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかり(本田翼)がやってきたことで、奇妙な共同生活がはじまる。
キャラクター&キャスト
・望月星太郎(高橋一生)
代々受け継がれてきた望月煙火店の花火師。弟子のひかり(本田翼)、幽霊として現れた父・航(橋爪功)との奇妙な共同生活を送っていた。コロナ禍の影響で、大規模な花火大会や競技会が中止になっていたが、昨年、ようやく花火大会が開催されてモチベーションが高まるも、あることを機に、やる気をなくして引きこもり生活を送る。ぶっきらぼうで不器用な性格だが、花火に対する思いは人一倍強い。
・望月航(橋爪功)
煙火店の四代目。「すまん…」という一言を残して急逝するも、なぜかその後、幽霊となって息子・星太郎の前に現れるように。昨年の花火大会以降は姿を見せなかったものの、なぜか突然、再び星太郎とひかりの前にやってくる。やる気のない星太郎の姿を見て「いっそのこと、この店畳んじまえ!」と毒づく。
・水森ひかり(本田翼)
ひょんなことから見かけた《あなたのためだけの花火を打ち上げます》というチラシをきっかけに、望月煙火店を訪ねて、後に星太郎の弟子となり、住み込みとなった。開店休業状態の望月煙火店をよそに、自身の花火職人としての腕を磨くべく他店でバイトとして働いている。第六感を持っており、幽霊となった航の姿が見え、コミュニケーションを取ることもできる。
・野口ふみか(宮本茉由)
突然、望月煙火店にやってきた謎の女性。星太郎に弟子入り志願するばかりか、結婚まで迫ることに。
スタッフ
・脚本
橋部敦子
・監督
藤田明二
竹園 元
松尾 崇
・エグゼクティブプロデューサー
内山聖子
・プロデューサー
中込卓也
後藤達哉
山形亮介
新井宏美
・主題歌
ケツメイシ「泣いても笑って」(エイベックス・エンタテインメント)