1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~ フジテレビ 2025年 3/21(金)放送 後9:00~10:52

化学テロ事件の裏側にあった懸命な救助活動を描く!

1995年3月20日(月)に発生した「地下鉄サリン事件」を題材にしたドキュメンタリードラマ。事件発生から30年の年月を経て、あのとき何が起こっていたのか、そして自らの命も危険にさらされる中で懸命に救助にあたった者たちの姿を描く。

キャラクター&キャスト

・剣木達彦(津田健次郎)
病院の救命救急センター長。日本の窮地に、要請があった患者全員の受け入れを決断し、患者の救急救命対応に当たった実在の医師がモデル。原因がサリンだと分からないギリギリの状況で、治療薬・PAMの投与を決断した。

・星野奈緒(桜井日奈子)
病院の看護師。当時の状況を取材する中で医師ら関係者の証言をもとに描かれたキャラクター。常に患者に寄り添い、命を救うために懸命に救助にあたった。事件発生後、剣木の指示ですぐに築地駅に向かい、その惨状を目の当たりにする。

・園田直紀(泉澤祐希)
営団地下鉄(現:東京メトロ)職員で日比谷線の運転士。サリンがまかれた車両を運転していた運転士で、情報が錯綜(さくそう)し、サリンだと分からない中で水たまりのようなサリンを目の前に乗客を車両から運び出した。自らの命の危険がある中での救助活動は結果として多くの命を救うことに。

・服藤恵三(味方良介)
警視庁科学捜査研究所の研究員。築地駅に停車中の車両床面から採取された液体を緊急鑑定した実在する人物。一刻も早くサリンを特定するべく奔走した。

・川嶋かおり(石川恋)
サリンがまかれた車両に偶然乗り合わせた乗客。自らも被害に遭いながらも、他の被害者を気遣う気丈な面を持ち合わせている。

・田島浩一郎(結木滉星)
剣木達彦が救命救急センター長を務める病院で働く医師。事件発生後、剣木の指示で看護師の星野とともにすぐに築地駅に向かった。剣木の判断を信頼して、真っすぐに医療に向き合っている。

・川原則夫(竹財輝之助)
営団地下鉄(現:東京メトロ)の指令所で日比谷線を担当していた。現場の様子が見えない上にさまざまな情報が錯綜(さくそう)する中、通信を続け、乗員乗客の安全確保など、混乱する現場の収拾に努めた。

・高山正志(飯田基祐)
営団地下鉄(現:東京メトロ)の指令所で運輸指令長を務める。現場から報告を受けた川原より、日比谷線各駅で救急要請が続いていることを知る。そして、日比谷線全線発車待ちの指令を出す。

・武田信幸(山崎樹範)
化学機動中隊の小隊長。事件発生当時、東京消防庁新宿署・西新宿化学機動中隊に所属し、中野坂上駅に出動。毒劇物防護服に身を包み現場に突入し、原因物質を特定するため駅構内で測定活動をした実在する人物。


スタッフ

・脚本
国井 桂

・演出
都築淳一

・企画、プロデュース
山﨑貴博(フジテレビ)

・ドラマプロデューサー
髙丸雅隆(共同テレビ)

・チーフプロデューサー
山下高志(フジテレビ)