ばらかもん フジテレビ系 毎週水曜 後10:00~10:54

杉野遥亮が夢と向き合い葛藤する若き書道家に! 五島列島が舞台のヒューマンドラマ

2011年にヒットした「マルモのおきて」(同系)の演出・河野圭太と、脚本・阿相クミコが再びタッグを組み、同名コミックを実写ドラマ化。
書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの書道家が、長崎・五島列島で地元の人たちと交流をしながら、書道家としても人間としても成長していく様子をハートフルに描く。「どうする家康」(NHK総合)、「罠の戦争」(同系)など話題作への出演が続く杉野遥亮が、若き二世書道家・半田清舟を演じる。清舟を慕う琴石なる役は、ドラマやCMに引っ張りだこの宮崎莉里沙。
タイトルの「ばらかもん」は、五島列島の方言で“元気者”を意味している。

【キャラクター&キャスト】
・半田清舟(杉野遥亮)
若き書道家。書道界の家元の後継ぎで、若き新鋭として名をはせ、世間にもてはやされてきたためプライドが高い。都会で生まれ育ったが、ある挫折をきっかけに長崎・五島列島で1人暮らしを始める。静かな時間を過ごせるかと思いきや、なるをはじめとした個性豊かで自由奔放な島民たちに翻弄される。しかし、島民たちに助けられ、励まされ、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも少しずつ成長していく。

・琴石なる(宮崎莉里沙)
五島列島の分校に通う、いつも笑顔の小学1年生。明るくたくましく、自由奔放でいたずら好き。祖父との2人暮らしだが、「先生」と呼んで慕う清舟の家に入り浸っている。絵に描いたような健康優良児で、屋外で遊ぶことが大好き。物おじしない性格と柔軟な思考は、ときに清舟へ生き方のヒントを与えることも。

・久保田育江(田中みな実)
七ツ岳病院の看護師で、陽菜を育てるシングルマザー。七ツ岳郷の出身で、看護師になり上京。そこで結婚し陽菜を出産したが、5年前に夫と別れ、陽菜が2歳の時に戻ってきた。東京から島にやって来た清舟のよき理解者となる。

・木戸浩志(綱啓永)
兄貴分として島の子どもたちの面倒を見ている高校3年生。清舟の世話も担当する。運動も勉強もすべて平均レベルで、両親から凡人と言われているが、誰もができるわけではない正しい行いを、普通にできるところが長所。たまにハイレベルな普通ぶりを発揮しては、清舟を驚かせることも。

・山村美和(豊嶋花)
ボーイッシュで勝ち気な中学2年生。運動神経、行動力ともに抜群で、父親譲りの強引さで清舟を振り回す一方、プライドを上手にくすぐり、都合よく使うこともある、ちゃっかりした一面も持つ。子どもたちのリーダー格で、なるにとって姉のような存在。

・新井珠子(近藤華)
漫画家を志す中学2年生。親友の美和と行動を共にしており、趣味に生きるインドア女子。周囲からは“タマ”と呼ばれている。書くことをなりわいとする清舟には、通じ合うものを感じている。BLにハマってしまうが、本人は腐女子であることを認めず、あくまで“文学少女”と言い聞かせている。

・木戸裕次郎(飯尾和樹)
笑顔を絶やさない、親切で世話焼きな郷長。浩志の父親で、清舟が住む一軒家の管理人。七ツ岳郷の代表として、個性あふれる住人たちの面倒を見ている。清明とは30年来の付き合い。アバウトすぎるところもあるが、清舟にとって島での父親代わりとなる存在。

・川藤鷹生(中尾明慶)
清舟の友人で画商。父親が社長を務める「川藤美術芸術舎」でスケジュール調整や仕事の仲介など、マネジャーとして活躍している。中学からの付き合いである清舟の力を信じて支える。

・半田清明(遠藤憲一)
清舟の父親で高名な書道家。清舟によく似て、優しくも不器用であり、無口で無愛想。感情は表に出さず、書で表現する。人を圧倒するオーラの持ち主で、清舟いわく“完璧人間”。清舟が書道を始めるきっかけとなった人物。

【スタッフ】
・原作
ヨシノサツキ「ばらかもん」(ガンガンコミックスONLINE/スクウェア・エニックス)
・脚本
阿相クミコ、金沢達也
・主題歌
Perfume「Moon」(Polydor Records)