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11月7日（日）にテレビ大阪で放送されるスペシャルドラマ「私たち、結婚式できますか？」のオンライン会見が行われ、主演の御寺ゆき、青山ひかる、林勇輝と、徳岡敦朗プロデューサーが出席した。

御寺ゆきが演じるブライダルプロデューサー・宮崎すずが、コロナ禍の中で延期していた結婚式を挙げたいカップルの橋本春奈（青山）と吉沢賢人（林）に次々と襲い掛かる難題を解決し、無事二人の結婚式を挙げるべく、奮闘する物語。

徳岡Pは、３人の起用について、「コロナ禍で結婚式を延期せざるを得ず、改めて行おうと思った時にも様々な苦労があることをドラマにしようと思いました。主人公は、そんな大変なカップルを精神的に支えるブライダルプロデューサーなので、がむしゃらに、強い“熱”を発せられる方を、ということで御寺さんにお願いしました。その一生懸命な芝居を見ていただければ。新婦を演じる青山さんは、一言で言うと“絵”です。今回は、ほぼマスクでの芝居となりますので、目力ですべてを表現できる、目で演技できるということで、青山さんに。新郎役の林さんは、年下で、職場では上司である新婦の下で仕事をしている役柄。とてもイケメンですし、役者さんですから、芝居の“間”がある。経験豊かな林さんがいることで間が作られ、ほかのお二人にとっても安心感があったのではと思います」と語った。

地上波ドラマ初主演となった御寺は、「主演が決まってから楽しみで仕方なくて、自分なりにブライダルプロデューサーのお仕事を調べて役作りし臨みました。とても素敵な職業であるとともに、裏ではとてもたくさんの人の努力があるということも知り、それをちゃんと伝えなきゃと思って演じました。それが伝わっていればうれしいです」と振り返った。

続いて青山は、「このドラマを通して、結婚式とは本人たちの夢をかなえるものであり、人生に一回しかないとよく言われますが、確かにその通りだな、と実感しました。撮影現場はとてもアットホームで、“ザ大阪”という感じですごく楽しませていただいて、はじめての地上波ドラマがとてもいい思い出になりました」と。

一方、徳岡Pに褒められた林は照れながら、「僕は今26歳で、周りの友人たちが結婚をし始めている時期なんですが、それがちょうどコロナ禍に差し掛かったところだったので、結婚式に行ったことすらなくて。なので友人に聞いたりしてイメージして臨みました。実際に撮影してみて、本当にコロナで大変だけれども、結婚式を行うことで、こんなに素敵な場になるんだな、と感動しました。ぜひ見ていただければ」と意気込んだ。

撮影が行われたのは急に寒くなった時期だったということで、印象的なシーンを聞かれた御寺が「屋上のシーン。落ち込んでいるすずに、背中を押してくれる清掃のおばちゃんがいて、名言を言ってくれるのですが、そこが寒くて大変でした」と思い出すと、青山も「みんなで『冬だよ』って言いながら。そんな中でホッカイロを配ってくださったり、上着を貸していただいたり、できるだけ良いものを撮ろうとしてくれるスタッフさんたちがすごくカッコよくて、必死についていこうと。厳しかったとかではなく、楽しかったです」と応じた。

また、青山から「公園でキャッチボールをするシーンでも、林さんが力の加減ができなくて、『このひと、ぶきっちょ？』って思ったり（笑）、素の感じが見られて、寒かったですけど楽しかったです」と暴露話が出ると、林は「逆にひかるさんは、『その細い体のどこにそんなパワーがあるんだろう？』というくらい、ボールが飛んでいました」と笑わせた。これには青山も「意外とできました。できないと言っていたのにできちゃって『ごめんなさい』って（笑）」と。

会見の最後には、徳岡Pからいきなり「お好み焼き、おいしかった？」と聞かれると３人同時に声をそろえて「おいしかったです！！」と即答し、チームワークの良さをのぞかせた。

　
▶放送情報
テレビ大阪　11月7日（日）　前11:55～
※放送後、TVerで配信スタート（配信期間：2週間）

出演：御寺ゆき、青山ひかる、林勇輝、岩﨑幸子、平井早紀、仲沢のあ、ケン（水玉れっぷう隊）
脚本：宮﨑高章
監督：平岩憲和