主演・松田龍平、監督・入江悠の11年ぶり2度目のタッグで、作家・櫛木理宇の同名小説を連続ドラマ化。
行方不明の妻を捜す医師・岩森明（松田）が、土砂崩れで孤立した妻の故郷・鵜頭川村で起きた殺人事件をきっかけに、村の権力闘争に巻き込まれていくパニック・スリラー。唯一平静を保ちながら医師として村人と関わる岩森が、妻の行方につながる新事実に迫っていく。失踪した岩森の妻・仁美と、その双子の妹・矢萩有美の1人2役を蓮佛美沙子が演じ分ける。
また、村一番の権力者・矢萩吉朗に伊武雅刀、青年団のリーダー・降谷辰樹に工藤阿須加、女子高校生・降谷美咲に山田杏奈が扮するほか、眞島秀和、綾田俊樹、荒川良々らが脇を固める。

【キャラクター＆キャスト】
・岩森明（松田龍平）
失踪した妻・仁美を探しに、妻の故郷・鵜頭川村を訪れた医師。村で起きる混乱に巻き込まれる中で、自身の過去とも向き合うことになる。

・矢萩有美（蓮佛美沙子）
岩森の妻・仁美の双子の妹。叔父は矢萩吉朗。岩森と共に仁美の行方を探す。

・岩森仁美（蓮佛美沙子）
失踪中の岩森の妻。失踪前に「エイキチが来る」という謎の言葉を残していた。

・矢萩吉朗（伊武雅刀）
鵜頭川村で産廃業を営む「矢萩総業」のトップ。村一番の権力者で、逆らう者はいない。

・降谷辰樹（工藤阿須加）
鵜頭川村青年団の団長。矢萩、とりわけ吉朗に強く反発する。

・降谷美咲（山田杏奈）
村の高校生で、吉朗の孫と付き合っている。とあるきっかけで仁美の行方につながる糸口をつかむ。

・吉見忠彦（荒川良々）
鵜頭川村雄一の駐在所の警察官。オヤジギャグが好きな穏健派。

・金井誠（眞島秀和）
東京から来た経営コンサルタント。矢萩と組んでクリーンパーク計画を画策する。

・降谷正宗（綾田俊樹）
鵜頭川村・村長。降谷の出身ながら、矢萩と降谷の中立役でもある。

・矢萩大助（板橋駿谷）
吉朗の次男。いつも騒ぎを起こす、村一番の荒くれ者。

・白鳥芽衣子（冨手麻妙）
青年団メンバー。辰樹に好意を持つ。

・矢萩勝利（吉岡睦雄）
吉朗の長男で矢萩総業・取締役。父親の権力に乗じて横柄にふるまう。

・吉見妙子（和田光沙）
吉見の妻。面倒見が良く、外から来た岩森らにも優しく接する。

・矢萩廉太郎（宇佐卓真）
吉朗の孫で、勝利の一人息子。美咲と付き合っている。

【スタッフ】
・原作
櫛木理宇（『鵜頭川村事件』文春文庫刊）
・監督
入江悠（『22年目の告白－私が殺人犯です－』『AI崩壊』）
・脚本
和田清人（『森山中教習所』『体操しようよ』）