第1回【10/1(火)】
高校2年生のときに洋食屋を営む父を亡くした望月奈雪(小野花梨)は、唯一の肉親である弟の陸(岩瀬洋志)と共に生きていた。ある日、奈雪は不思議な空気をまとった青年・片岡朔弥(宮世琉弥)が、赤信号で横断歩道にふらりと歩き出し、車と接触しそうになったところを寸前で助ける。しかし、朔弥は何事もなかったように歩き出す。その様子を不思議に思っていると、夕方、陸が突然、その朔弥を連れて帰ってくる。聞けば、亡くなった奈雪たちの父のグラタンを食べたくてアメリカから帰国したといい、たまたま出くわした陸から姉の奈雪が同じものを作れると聞いた朔弥は、なかば強引に陸についてきたという。